⑫病気から出たパワー

仕事も忙しく充実をした日々を過ごしていました。

人というものは不思議なもので、満足するどころか欲が出てきます。 もっと自分を試したくなります。

そんな時友人の紹介で、開業されてまだ波に乗られる前のサロンさんとご縁が出来、週の2日お借りすることになりました。広尾は遠い場所でしたが、やっぱりワクワクしながら通いました。楽しかったけれど、色んなストレスが体を蝕みました。

ある時、お客様のご友人が乳ガンになられショックだというお話を聞きました。実は、私の胸にも何やらしこりがあり気になっていました。そんなお話を聞いたこともお知らせなのでは?と思い、知人に紹介された病院で検査してもらうと、「乳ガンです。手術しましょう。」とのことでした。

ガーン!よく聞いてはいましたが、やはりこの言葉は、ダメージを受ける言葉でした。

当時お世話になっていた気学の先生に相談すると、病院の方位などを見てくださり、帰りにはそこで販売されていたプロポリスとサジーを袋に山盛り詰めてくださり「差し上げますから、通常の3倍毎日飲んでください。先ずは抵抗力をあげましょう。必ず元気になられますよ!あと、ガンは、心配や不安が好きですよ。無視して楽しいことをなさってください。

そして、貴方は乳ガンでは死にません。胃に来たときだけは気を付けてください。」と高額の物を提供してくださいました。なんとありがたいことでしょう。ガンは、自分の中で生まれたものですから、自分で作り出しているということなんですね。考え方、生き方を変えていこうという修正のお知らせだったのですね。

「乳ガンでは死にません。」この言葉は、私を救ってくれました。信じられるって凄いことですね。信じて疑わないところは私の特技かもしれません。

手術はお医者様にしていただき、気学の先生の言葉が私を救ってくれました。 その時、私は以前からの望みを叶えたくなり、サロンを立ち上げようと決意したのです。

病気を相手をしている暇はありません。

手術前に国民金融公庫に借り入れを申し込みました。

 

女性の起業を支援しており、金利も安かったです。運転資金なども込みで多い目に申し込みましたが、借りられたのはで350万円で7年返済でした。小さなサロンを立ち上げるには十分すぎる金額でした。

気学の先生に方位、時期を見てもらいそれに沿って準備しました。 先生のご指示通りに行動していたら、こうなるよっと仰った通りに事が運んでいきました。

まさにマジックでした。

そして、下北沢の素晴らしい物件に出合ったのです。

不動産屋さんから送られてき図面がよくわからなくて、いたたまれなくて見に行き建物の前に立った時、感激の余り涙が出ました。

想像もしていなかったほど素晴らしいマンションだったのです。

「あー!私にこんなに素敵な物件が与えられた!」と感激しました。そして、お約束の日まで待てなくて、地元の不動屋さんに内見させてもらいました。

真っ白の塗壁に大理石の床、地下のバスルームへの螺旋階段。

夢のようなお部屋でした。

惚れた弱み。値切ることも出来ず即決でした。

当初考えていた予算のマックスの金額。

「大丈夫かしら?」と一瞬心配がよぎりましたが、根拠のない自信から「大丈夫」と思えました。

憧れの家具を購入して、さーどうやったらこのお部屋を生かせるのでしょう!悩みました。

時間をかけながら心地よい空間を心がけ、お客様を迎えました。始めてわかったことは、お部屋を仕切る戸がないお部屋でしたから、室温の管理ががとにかく難しかったことでした。

暑くても寒くても悩みました。

 

そうそう、引越の日は、大雪でした。

その前後は晴天。

 それって、家の建て替え後の引越の日もそうでした。

気学の先生曰く、「引越の日のお天気は悪ければ悪いほどよい。あとは、よくなるだけだからね!」と。

なるほど!またまたラッキー!

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